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杵臼ダム

Dam Hokkaido, Japan

北海道の隠れた宝石:杵臼ダム (Kinausi Dam)

北海道と言えば雪山やラーメン、ラベンダー畑だけだと思っていませんか?岩見沢の緩やかな田園風景にひっそりと佇む、杵臼ダムは、自然と工学が調和した静かな名作です。写真好きも、水辺の冒険が好きな方も、ちょっと外れたスポットを探す旅人も、日帰りでも長旅の途中でも、心落ち着く風景が楽しめます。


杵臼ダムについて

所在地: 北海道岩見沢市
座標: 43.054897° N, 141.865931° E

杵臼ダムは重力式ダムで、北海道中部の灌漑と洪水調整を目的に作られました。正確な高さや標高は公表されていませんが、広いコンクリートの堤頂と静かな貯水池は周囲の景観から一目で分かります。

歴史の概要

戦後の農業インフラ整備の一環として、20世紀中頃に建設されました(正確な年は公表されていません)。以来、単なる水管理施設としてだけでなく、人間の技術と手つかずの北海道自然が調和した観光スポットへと変貌を遂げています。

なぜ大切か

  • 水資源管理: 近隣の稲作・野菜農園に安定した水を供給し、地域農業を支えています。
  • 生態系: 貯水池は渡り鳥の中継地となり、バードウォッチングスポットとしても注目されています。
  • 景観価値: 静かな水面は周囲の丘陵を映し出し、特に朝日や紅葉の季節は絶景です。

アクセス方法

電車とバスで

  1. 札幌から出発 – JR函館本線(または快速「エアポート」)で岩見沢駅へ(約30分)。
  2. バスに乗り換え – 駅前の北海道中央バス乗り場で「杵臼ダム」または「杵臼貯水池」行きに乗ります。所要時間は約15分で、ダムの展望台近くの駐車場に到着します。

ポイント: 週末はバス本数が少ないので、事前に北海道中央バスの時刻表を確認するか、駅員に次の便を尋ねてください。

車で

  • レンタカーは札幌・新千歳空港、岩見沢駅周辺の主要レンタカー会社で借りられます。
  • ルート: 岩見沢駅から国道12号線を南下し、杵臼ダム方面へ。約5km先に「杵臼ダム」の看板が出てくるので、右折してください。
  • 駐車場: ダムの訪問エリア横に無料の小規模駐車場がありますが、朝日が見える時間帯は混むので早めに到着しましょう。

自転車で

アドベンチャー好きには岩見沢–杵臼サイクリングコース(往復約12km)がおすすめ。稲田や緩やかな丘を抜ける静かな走行が楽しめます。レンタサイクルはダム周辺にないので、持参するか岩見沢市内で借りてください。


ベストシーズン

シーズン 見どころ 訪れる理由
春(4〜5月) 桜が貯水池を彩り、渡り鳥が戻ってくる 気温が10〜15℃と過ごしやすく、緑が映える写真が撮れます
夏(6〜8月) 緑深い水面、トンボが飛び交う 日照時間が15時間まで伸び、同日で周辺ダム巡りが可能
秋(9〜10月) オレンジ・レッドの紅葉が水面に映える 8〜14℃の爽やかな空気と人が少ない静けさが魅力
冬(11〜3月) 雪化粧した山々、凍りつく水面の霧 氷と岩のコントラストがドラマチックな冬景色を演出

写真撮影のベストタイミング: 春の遅めの朝日と秋の早めの夕日。柔らかな黄金色の光がコンクリートと自然を美しく際立たせます。


施設・見どころ

  • 散策路: 貯水池を一周する整備された歩道があり、木製ベンチが点在しています。
  • 展望台: ダムの堤頂と水面の波紋を遮ることなく眺められる場所で、広角レンズでの撮影に最適です。
  • ピクニックエリア: 水辺の芝生エリアは持ち込みランチにぴったり。岩見沢のコンビニではおにぎりやサンドイッチ、季節の北海道産コーンやメロンなどが買えます。
  • 野生動物: カモ、サギ、時折ウミツバメが見られます。早朝には森の端でキツネの姿がちらり。
  • トイレ: 駐車場近くに設置。カフェはないので飲み物は持参してください。

入場料やガイドツアーはなく、自由に散策できるセルフガイド形式です。


周辺のおすすめスポット

観光地 距離 見どころ リンク
栗山ダム 2.4 km 静かな散策路がある小規模コンクリートダム 栗山ダム (Wikipedia)
三の沢ダム 7.1 km 森に囲まれた景観が美しい貯水池、釣りが人気 三の沢ダム (Wikipedia)
二の沢ダム 7.8 km ピクニックエリアと短いハイキングコースあり 二の沢ダム (Wikipedia)
旭町第二ダム 8.0 km 透明度の高い水と春の桜が見どころ 旭町第二ダム (Wikipedia)
ローカル噴水(未命名) 7.3 km 小さな公園にある石造の噴水、写真スポットに最適 専用ページなし。地元ガイドブックで「岩見沢近くの噴水」と記載

小技: 杵臼ダムと栗山ダムをセットで回れば、半日で「ダム巡り」完了。どちらも国道12号線沿いにあり、駐車場も整備されています。


旅行のコツ

コツ 詳細
現金を持参 農村部はキャッシュが主流。駐車場近くの自動販売機は硬貨のみ対応の場合があります。
レイヤーで服装 春・秋は天候が変わりやすく、軽めのジャケットとウインドブレーカーが便利です。
日焼け対策 曇りでも水面の反射が強いので、日焼け止めと帽子は必須。
時間帯 朝日は30分前、夕日は1時間前に到着するとベストな光と混雑回避ができます。
撮影機材 広角レンズ(16‑35mm)と偏光フィルターで水面のグレアを抑えられます。
環境保護 ダムは生活用水源です。ゴミは持ち帰り、指定された歩道以外は立ち入らないようにしましょう。
地元グルメ ダム巡りの後は岩見沢駅周辺で岩見沢ラーメン(味噌ベース)がオススメ。
言語 看板は日本語が中心ですが、駅員は簡単な英語が通じます。バス時刻は翻訳アプリで確認すると便利。
通信環境 無料Wi‑Fiは限られるので、ニューチトセ空港で短期データSIMを購入すると安心です。

まとめ

杵臼ダムは、東京の摩天楼や有名橋梁のように目立つ存在ではありません。その分、好奇心旺盛な旅行者にとっては、静かな水面と緩やかな丘陵が織りなす“北海道の内陸部の美しさ”を存分に味わえる貴重なスポットです。近隣のダムと組み合わせて季節の色彩を楽しみ、心落ち着く写真と共に日本の知られざる工学の逸品を体感してください。

杵臼ダムを北海道のバケットリストに加える準備はできましたか? カメラを持って岩見沢駅からバスに乗り、静かな水が導く隠れた日本の安らぎへ出かけましょう。安全な旅を!

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